TabMateは,描き方を変える

イラストの話

TabMateを買いました。

BlueToothによるコントロールデバイスです。

たくさんのボタンやトリガーがついており,筆サイズの拡大縮小,画面の拡大縮小,回転とリセット,オブジェクトの移動,画面移動,スポイト,アンドゥ,リドゥなど様々な機能が割り当てられています。

これを左手にもっておくと,右手のペンを操作のためのクリックに使うことなく,描画に専念できます。

また,握ってさえいればいいので,姿勢も選びません。

CLIP STUDIO TABMATE | CLIP STUDIO
Android端末でも利用できる片手入力デバイス CLIP STUDIO TABMATEは、ペンタブやタブレット端末と併用して快適にクリップスタジオペイントでイラストやマンガ、アニメーションの制作が行えます。

 

そのようなTabMate。

実に魅力的だと思い,ぽちりました。

BlueToothに認識されているのに,設定メニューが出ない!

しかし,BlueToothの認識はされているのに,絵画ソフトのClip Studio Paintのメニューに,そのための環境設定用メニューが現れません。

何度ダメしてもダメで詰んでしまい,1週間ほど放っておきました。

 

すると,ある日,Twitterで同じ症状の人を見つけ,その人へのツイートを見ていたところ,思いがけなく解決。

 

クリスタの最新バージョンでないと,そのメニューは現れないのです。

 

さっそく試してみると,ものの見事に,メニューが現れました。

TabMateを使った印象

さっそく使ってみました。

 

まだまだ頭の中で「画面回転は,Aボタンを押したままペン先を移動」とか,「アンドウは上ボタン」などと一つ一つ翻訳して左手指に指令を送らなければならないのですが,今に指が慣れて,したいと思えば指先に直結するようになるでしょう。

実に便利ではあります。筆のサイズを左手のボタンだけで帰られたり,画面を回転させたりといったことが容易にできます。

それまでは,右手にペン。

左手指をキーボードに沿て,キーボードショートカットで機能を切り替えながらやっていました。

 

これはすごく便利でしたが,どのキーを押すか,目で追わなければなりません。書いている画面から一瞬目を離さなければならないのです。

 

しかし,それを左手の中だけで,手自体を動かさずにできますので,目は画面から話す必要はありません,

実に快適。

 

TabMateを使って初めて描いた絵が冒頭の絵。

大した柄じゃありませんがい,実はかかった時間が大幅に短縮されています。

 

効率よく描くことができるデバイスです。

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