今回は,柏餅の描き方です。
もちもちした光沢感のあるもち皮
かしわの特徴ある形
これらをポイントにして描いてみます。
今回は,デジタルアートですが,パスなどを使って同じように描くことができます。
出来上がりはこんなイメージです。
餅の色に真っ白をつかわないところがミソですね。
かしわ餅の餅の形を塗る
今回は,線なしでもちを塗り広げます。
ほんのりと緑が入った限りなく白に近いグレーをつかってもちの色を描きます。
白で餅の光沢を塗る
左右2箇所に光沢を入れているのは,片方が環境光,片方が反射光。
こうすると,ちょっと透明感がでてくるんです。
環境光をなじませる
今回は,左側を環境光の照り返しにしますので,ぼやーっとさせます
色混ぜとか,水滴とか,そういうなじませブラシがあるので,それを使います。
実際にパスなどを使うときには,一度ぐいぐいと白ではっきりと塗ってからティッシュなどでぬぐってなじませます。
かしわの葉を描く
次に柏の葉を描きます。
もちにぴったりと葉を描くのではなく,少し話したところに最初の線を書くのがミソ。
この線をてがかりに,葉の形をかきます。
この中をぬります。
葉脈を描いて完成
葉の折返しは,黒っぽい緑で。
葉脈は,葉のでこぼこの,へこんだところにつなぐように描き入れます。
あとは,適当に色をなじませたり,葉脈をととのえたりして完成。
パスの場合は,葉脈は少し太くなってもかまいません,
もともとのおもちに緑がほんのり入っているので,柏の緑とうまく調和していると思います。